墨輪会

​​墨輪会について

墨輪会（ぼくりんかい）は、2006年に(財)毎日書道展に所属する書家有志が集い、オープンなスタイルで「会派にとらわれない同世代の仲間による書展をやろう」と親睦を重ね活動してまいりました。
第1回墨輪展は2008年1月開催しました。若手だからこそ今何をやるか、何をやりたいか考えた末、作品の柱はそれまであまり経験のなかった大作に挑戦するという決断をしました。お陰さまで2016年には第5回墨輪展を開催することができました。
墨輪会結成から10年を節目とし大作展には終止符を打ちましたが、墨輪会の活動は書を啓蒙し振興することでもありました。第2回墨輪展以降、間伐材を再利用した紙や額による書やエコ再生紙による書のあり方にも目を向け取り組んだりしてきました。第五回墨輪展ではふだん書に触れることのない一般の方々にも書に親しんでもらえるように池袋西口公園で書道フェスティバル（豊島区後援）を主催しました。墨輪展に区切りをつけて以降も池袋のデパートで書道フェスティバルを開催したり、ラグビーワールドカップの際には横浜市とともに外国からいらした方々向けに書道体験イベントを開催したりと書の振興に努めています。